chapter 00 - 始まり

関係なしに世の中は回っていく

chapter 01 - ハンター試験

余計なほどお世話
自分の名前は全世界に知られている
ぞくりと感じる悪寒
まだ道は逸れてないよ
出来れば簡単なもの
一つだけ言うとするならば
こんな面倒な事
取って喰われんじゃないかと
太陽のような笑顔
飛ばされたんだ
さも当たり前かのように
何も言わなければ、嘘にはならない
これまでの事が嘘であったら
だからこそ、死んではいけない
目を向けずに大声をあげた
言葉を麻薬のように
それ故に依存してしまう
選択するというものは難しいもので
今日も青々としていて、深い空だった

chapter 02 - 閑話

とんだ呪いをかけていなくなってしまったのだ
何が不幸だというのだろう
伸ばした線が最後の点を探してずっと彼方へ消える
不幸中の幸いといえばそれが温いことか
降りしきる雨のようで、とめどなく
心まで冷えたのか凍えて仕方がない
まるで運命だと言うように
そう思うのは自分のため
自分の居場所を見つけた気がした
生きている限りずっと続いていくというのに
頷いて、しまいそうだ。 up

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